芸能山城組の話

今日は芸能山城組のコンサートを聞きに中野に行った。AKIRA のおたくとオーディオのおたくが多いかと思いきや、老若男女幅広い観客が来ていてすこしびっくりした。

もともとオーディオのつながりで教えてもらった「輪廻交響楽」がかなり好きだったので楽しみにしていたのだが、かなり今回の演奏はアルバム版とは大幅に編曲が違っておりいい意味で裏切られた。 生で聴くと声楽の迫力がかなり凄くて、読経のような神秘的な雰囲気も相まって子供だったら怖くて泣くんじゃないかなと考えていた。大満足して油断したのか物販でいろいろ CD を買い込んでしまった。

中野の商店街の話

コンサートが終わったあとはサファリカレーなるお店でエチオピア料理を食べるなど。エチオピア料理に馴染みがなさすぎてパクチー以外の具材が何なのかまったくわからないけどぜんぶうまかった。かなりスパイシーで辛さがあったけど、鶏皮のからあげみたいなやつがめちゃ美味しくてよかった。また行きたい。

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フォロワーに教えてもらったお店は残念ながら着くころには終わってしまっていたのだが、せっかくなので中野の商店街をうろついていた。もうクリスマスも近くイルミネーションが賑やかだ。歩いてみると商店街が思いのほか広く、左右の枝道はまた別の商店街になっている。この街に住んでいれば飽きることはないなと思った。中野は楽しそうでいい街だ。

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輪廻交響楽 - 芸能山城組 (1986, ビクター)

今日のコンサートの主題の1枚。芸能山城組が後に映画「AKIRA」の楽曲を提供するきっかけになった作品らしい。ジャンルは東アジア〜東南アジアあたりの民族音楽にインスピレーションを受けたニューエイジで、構成としては民族音楽的な声楽+打楽器のアンサンブルという感じだ。

仏教的な読経や日本の祭囃子、土着宗教的な儀式などの「アジア的」エッセンスが入り混じっているのだが、おそらく現代の音楽の形に落とし込むにあたって具体的な各文化の色が強く出すぎないように削ぎ落とされており、初めて聞くにもかかわらず自分に流れるアジア人の血が「知らないアジアの国の音楽だ」と無意識に感じさせてくるような計算された無国籍音楽という感じがする。

映画「AKIRA」が好きなひとや、別のグループだが攻殻機動隊の音楽、あるいは(モチーフの地域は違えど)アルトネリコなんかも好みであれば合うかもしれない。変わった音楽や民族音楽が好きなひともぜひ。

余談だが録音がめちゃくちゃよいのでオーディオおたくのあいだでは有名な作品で、音の迫力やスピード感をチェックするための音源としてもよく聴かれている。

(今回は組曲なので楽章ごとの紹介はしないが、たぶん面白いと思うので第1章だけでも聞いてみよう)