指の怪我と週末の話

料理をしていたらトマト缶のふちで左手の人差し指を切ってしまった。あまりにきれいに切れたのか痛みは今のところほとんどないのだが、キーボードを叩くなど機械的な衝撃があるとさすがにピリピリと痛む。週末には車のオイル交換をするつもりだったのに、さすがにこの状態で油を触る気にはなれないので延期になってしまった。

怪我したの利き手じゃなくてよかったと思っていたが以外に不便なもので、キーボードを叩くときも左手の人差し指を使わないように打鍵しようとすると、右手までつられてぎこちない動きになってしまうから不思議なものだ。趣味プログラミングをやるにも不便だし、ましてやギターなんか押さえられるわけがない。

ということで、週末は読書でもしようかと思って適当に本を買ってきた。刊行されたばかりで気になっていた新潮選書の「悪党たちのソ連帝国」だ。たまたま駅に用事があって、本を買うと駐車券がもらえるというのもあったのだが。新潮選書は今まで買った本はどれも面白かったのだが、イギリス研究の権威である君塚先生の「悪党たちの大英帝国」が特筆すべき面白さで、執筆者は違えどシリーズなのだからきっとこの本も面白いに違いない、と期待している。

Image from Gyazo

話は変わるが、冬の間のベランダ園芸は樹木類が軒並み落葉してしまうし、球根も多年草も土の下なので、彩りがほしいなと思ってパンジーを買ってきた。

Image from Gyazo

まあ指に傷がある状態で土を触る勇気はないので植え付けは傷が治ってからかな。いちおう破傷風の予防接種は受けているけれども。

The Royal Scam(幻想の摩天楼) - Steely Dan (1976, ABC Records)

今日の一枚はわたしが愛してやまないアーティスト、Steely Dan の「The Royal Scam(邦題:幻想の摩天楼)」だ。本当は次の作品の「Aja」のほうが有名なのだが、こっちのほうが個人的に好きなのでチョイス。音楽としてはジャズなどの影響を強く受けたロック?ポップス?のような説明しがたい雰囲気。このアルバムはかなりエレキギターがフィーチャーされており、比較的ロック寄りだろうか。都市生活と社会の歪みを皮肉ったような曲が多く、神経質なまでに構成的な音作りとあいまって性格の悪さや偏屈さがひしひしと伝わってくる。

YouTube Music - The Royal Scam

Kid Charlemagne(滅びゆく英雄)

麻薬製造で一気にのしあがり「英雄」となった男の栄華と転落を歌った曲。ラリー・カールトンのギターソロがとにかく最高で、この曲でカールトンにハマってギターまで買ってしまうというね。「車にガスは入っているか?」「ああ、入っているさ」「そこの廊下まで来ている連中はお前のことを知っているぜ(ようは警察が捕まえに来た)」

The Fez(トルコ帽もないのに)

跳ねるリズムとカッティングの効いたギター、スリルのあるシンセがカッコいい1曲…なのだが、歌詞がマジでしょうもない下品な話をしてる謎の曲。詳しくは書かないから興味がある人は調べてくれ。彼らは何を思ってこんな歌詞を書いたんだろうか…思うに、彼らはこういうどうしようもない人間とか、悪事に手を染めて最終的には破滅するとか、そういう人間が持ってる「愚かさ」みたいな側面を愛してるんだと思う。